【賃貸アパート】退去時に絶対気を付けること2選!!

私は18歳の頃から賃貸アパートに住んでおり、引っ越しを3回経験しています。

そんな私が退去時に気を付けることについて解説します。

今回の内容を知っているだけで、損しない退去立ち合いをすることができるので、ぜひ、最後までご覧ください。

 

賃貸の引っ越しは何かとお金が掛かりますよね(汗)

新しい物件の初期費用、引っ越し業者を利用した際の費用、どれも安くはありません。

そんな中、いろいろな支払い、手続きを終え、最後の最後に出てくるのが「退去費用」です。

知識をつけず、退去立ち合いをすると後日、とんでもない金額の請求をされることがあるのでしっかり知識をつけ、ぼったくられないようにしましょう。

 

退去時にするべきことは、とてもたくさんありますが、今回は特に重要な2つに絞って紹介します。

 

部屋の掃除

 

退去時のよくある疑問の1つに「退去時の掃除はした方がいいの?」と悩まれる方がいます。

結論から言うと掃除はしたほうがいいです。

 

ハウスクリーニング代を支払っているから掃除はしなくてもいいと思われるかもしれませんが、掃除をしておいて損はありません。

反対に、掃除をしないと損をする可能性があるので、その理由について解説します。

 

退去立ち合いがスムーズに進む

よくある勘違いとして、「ハウスクリーニング代を支払っているから退去時の掃除はしなくてもいい」と、思われている方がいます。

しかし、これは半分正解、半分不正解です。

確かに、ハウスクリーニング代を支払っているので掃除をする必要ないと思われがちですが、退去立ち合い時に見にくるのは人間です。

退去の際に、部屋の掃除がされておらず、汚いという印象を持たれていると、変な不信感を与えてしまいます。

相手に変な不信感を与えてしまうと、「破損個所はないか」「この汚れはどうか」など入念にチェックされやすくなります。

なので相手に安心感を与えるという意味で掃除はしておいたほうがいいでしょう。

 

過剰に掃除をする必要はない

退去時の掃除はしたほうがいいですが過剰に行う必要はありません。

通常の生活によって壁紙などが汚れるのは仕方のないことです。

このような借主に故意がなくついてしまった汚れについては通常損耗として扱われ、借主が修繕費用を払う必要はありません。

掃除は以下のようなことを行うと良いでしょう。

  • 不用品の撤去
  • 水回りのカビ取り
  • 掃除機などで埃を取る

 

個人の所有物を置いていくと撤去費用で余分なお金を請求されることがあります。不用品でも必ず、自分で処分しましょう。

水回りのカビは、普段から気を付けていれば発生を抑制できます。カビが残ったまま退去すると善管注意義務違反になる可能性があります。退去が決まってからでも間に合う場合もあるので、カビの掃除は必ず行いましょう。

掃除機やクイックルワイパーなどで床の埃を取り除いておけば、ぱっと見、汚い部屋という印象は与えないでしょう。

 

その場でサインしない

退去時に書類にサインを求められることがあります。

とりあえずでサインをすると後で痛い目に合うことがあります。

なぜなら、書類の中には、「退去見積もりに関してすべてを受け入れる」というような書面もあり、これにサインしてしまうと、高額な請求をされても受け入れるしかなくなってしまいます。

あまりに不当な請求は、国民生活センターなどに問い合わせをすることで、対処できる可能性もありますが、無駄な手間を省くためにもその場でサインしないことが大切です。

悪い業者に当たってしまうと、「サインしないと家賃が発生し続ける」「サインするまで帰らせない」など脅迫に近いことも言ってくる可能性もあります。

前者に関しては、管理会社に退去日を伝え、鍵の返却を行えばそれ以降の家賃が発生することはありませんし、後者に関しては監禁罪になります。その場で警察に電話をしましょう。

 

まとめ

退去時に気を付けることを2つ紹介しました。

賃貸アパートの退去に関して、気を付けること、知らないと損することはたくさんありありますが、今回の2つは覚えておきましょう。

 

1.退去前に掃除をする

退去立ち合いの際に、「部屋をきれいに使っていました」というのをアピールするため、最低限の掃除はしておきましょう。変に誤魔化したりすると、相手に不信感を与えてしまうので気を付けましょう。

 

2.立ち合い時にサインを求められてもサインをしない

さらっとした流れで書類にサインを求められることがありますが、内容をよく確認しましょう。書類の中には「修繕見積に関してすべて同意する」という内容の書類もあります。これにサインしてしまうと、後日、高額の請求が来た時に対処できなくなってしまいます。

あまりに不当な請求に関しては国民生活センターに相談できますが、無駄な手間を作らないように、書類にはサインせず、請求内容を確認しましょう。

交渉をすることで、退去費用を抑えることができるので、しっかり覚えておきましょう。